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アトピー性皮膚炎 | 静岡市 駿河区 皮膚科 みずのクリニック

アトピー性皮膚炎

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アトピー性皮膚炎

当クリニックはプロアクティブ療法を実践しています。

プロアクティブ療法とは・・・。

今、アトピー性皮膚炎の治療はプロアクティブ療法という治療法が全国で普及しつつあります。

プロアクティブは、リアクティブの反対で、リアクティブ(何か症状が出てから治療すること)に対して、プロアクティブ(症状が出る前に治療する。または症状を出にくくするために予防する。)という考え方です。

アトピー性皮膚炎などの慢性疾患(一時的に治療すれば治るものと違い、付き合っていく要素が強い疾患)は、一時的に治療をすれば治るというものではなく、どうしても付き合っていく形(コントロールすること)になります。

今までは、症状が見られるときに薬を毎日塗って、よくなれば薬をやめるというやり方をしているところが多く、そうなると再び症状が進行してしまい悪くなってから再診するというのが現状でした。

しかし、今は、症状が強く出ている時には薬を毎日塗り、ある程度よくなったら、1日おきや2日おきに塗るといったように間隔をあけて薬を塗り、ステロイドなどの副作用を出さないように気を付けながら継続すると、症状の改善増悪の波がゆるやかになり、コントロールできるというプロアクティブ療法という考え方が主流になりつつあります。

当クリニックでは、平成24年4月からこの方法を実施しています。
プロアクティブ療法を実施してから、アトピー性皮膚炎などの慢性疾患のコントロールがよくなりました。
皮膚科の医師として「これ塗っておいて。これ飲んで。」と言って薬を処方するだけで、その後、いつ薬をやめるのか、またよくなったらどうするのかという判断を患者さまに任せてはいけないと考えます。

どのタイミングでどのように薬を使っていくかの判断をすることは自分では難しいと思いますので、ステロイド等の副作用が出ず、症状も最小限になるようにするにはどうしたらいいかを一緒に相談していける皮膚科の医師でありたいと思います。

最近は、ステロイドの極限量(これ以上使うと副作用が出る量)もわかっています。
患者様の症状に合わせて薬を使えば、ステロイドを長期に使用しても副作用は出にくくなります。
当クリニックでは患者様一人ひとりの症状に合った薬の使い方を指導し、症状が改善できるように努めています。今までのように皮膚科を「薬をもらいに来るところ」から「コントロールできるように相談するところ」として利用していただけたら嬉しい限りです。

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